なぜクレジットカードを使うのがお得なのか

クレジットカードのお得について、これまでポイントや特典の面で色々と書きました。

ここで、クレジットカードの仕組みを説明しつつ、なぜクレジットカードを使うのがお得なのかを違う切り口でお話したいと思います。

クレジットカード会社はカード決済手数料というお金を得ることによってそれを商売にしています。ですが、私たちがお店でクレジットカードを差し出して支払ったとしても賞品の代金が変わるということはありません。ということはカードの決済手数料は誰が支払っているのでしょう?
答えは販売店が支払っています。ということは、決済手数料の分だけ販売店は損をしてることになります。薄利多売をしている小売店(ディスカウントショップや100円ショップなど)でクレジットカードの支払いを受け付けていなかったり、現金特価と言って現金以外の場合は価格が変わるということがあるのは、この決済手数料のためです。
クレジットカード会社は販売店に対して、決済手数料を購入客に負担させることを禁じています。禁じているということは、それは発覚すると決済業務が出来なくなるなどのペナルティがあります。ですが夜のネオン街や風俗店などで、特にちょっと怪しい店ではほとんどの場合においてクレジットカードを使うと決済手数料を請求されます。ひどい場合になると30パーセント上乗せ、なんていうのもあります。どんなに高くてもクレジットカード決済手数料は10パーセント程度なので、これは決済手数料という名目のボッタクリです。
さて、もし貴方が販売店だったら価格設定をどうするでしょうか。商品を買いに来たお客さんは現金なのかクレジットカードなのか分かりませんから、仮に全員がクレジットカードで買い物をしたとしても損にならないような価格設定をすることになります。つまり、商品販売価格にあらかじめ決済手数料が乗せられているということです。こうすれば販売店は損をしなくても済みます。逆に購入客としてはどんな方法で支払ったとしても決済手数料を支払っていることになるのですから、それならばクレジットカードを使わないと損なのです。

現金と違ってクレジットカード決済ならポイントもつきますし、保険が掛かっているカードなら買い物をした商品が補償されることもあります。あらゆる面から考えて、現代のお買い物は現金特価というケースを除くとクレジットカードを使うのが得策と言えそうです。少なくとも毎月定期的に支払うものはクレジットカードにするのが最も効果的です。

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このページは、 ippoが2007年11月19日 03:28 に書いたブログ記事です。

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